Typemoon・Fate

【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿】 case.冠位決議(中)

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こんばんは、まっさんです

本日は「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.冠位決議(中)」の感想を綴ります。

※しっかりネタバレを含むためご注意下さい

あらすじはこちら

冠位決議(中) みどころ

ドクター・ハートレスとフェイカーによる現代魔術科への襲撃

ハートレスたちのホワイダニット“イスカンダルの召喚”の判明

エルメロイⅡ世とドクター・ハートレスを巡る物語が大きく動き始めたところから始まります。

中でも私の印象に残ったところをピックアップしていきますね。
あらすじ書きみたいになっているところもありますがご容赦を。

蒼崎橙子 vs フェイカー

フェイカーの宝具により現代魔術科スラーの地下に現れた霊墓アルビオン。

ただ常にそこにあるのではなく、
時計塔地下数十キロに存在するアルビオンの一部が泡のように彷徨い出た空間。

原理は異なるものの、現象としては彷徨海バルト・アンデルスバミューダの海に酷似しているのだとか。

そこからアルビオン深部に侵入を企んだハートレスたち。

グレイとスヴィンが追跡しますが、ハートレスたちの前にはもう一人の魔術師が。

冠位人形師蒼崎橙子その人です。

出番が多くて嬉しい!

ということで始まりました

 

蒼崎橙子 vs サーヴァント・フェイカー

現代最強クラスの魔術師と人類史に刻まれた英雄の夢の対決

 

橙子さんの打ち手はこちら

【イゼルマで披露したルーンを生産するルーン】
ルーンを踵で刻むという離れ業も披露

【橙子さん印の絡繰「水晶蜻蛉」による魔力砲】
いわゆるビーム。
やはり姉妹ですね。
このシーンは巻頭カラーイラストにもなっています~眼福♪

【積重魔眼】
魔眼が合わせ鏡のようになっており無限に魔眼を投射。
一つレジストしても次から次へと干渉されるという物量による圧倒。

積重魔眼を使う若き日の橙子さん。美しい。


「魔法使いの夜」より引用

ここぞとばかりに布教

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最高峰のビジュアルノベルゲームなのでプレイして損はありません!(体験談)

 

話は戻りまして

現代の魔術師世界でみたら異次元の実力を持つ橙子さんですが、魔術師同士という相性ゆえに神代という神秘の壁によりフェイカーには通じず。

フェイカーに「脆い」と言われたのに対して「か弱いレディなんだから」と返すお茶目な橙子さん

ソウダソウダ、カヨワイレディナンダゾ!

橙子さんは大人らしいところと無邪気さ、完璧さと隙(ズボラさ?)のふり幅が魅力の一つだなと個人的には思っています。
メガネのON・OFFも然り。

圧されている橙子さんにスヴィンの獣性魔術×ライネスの月霊髄液ヴォールメン・ハイドラグラムによる協力も入りますが、サーヴァント相手には凌ぐのが精一杯です。

ちなみに月霊髄液を鎧として纏った獣性魔術スヴィンの脳内イメージは完全にコレ

ハートレスたちのタイムリミットがきたことで見逃される形で勝負は打ち切り。

ただハートレスが制止がなくフェイカーがうっかり橙子を殺して、「魔」が解き放たれていたらどうなっていたかわかりませんね。

というか下巻に登場する同格のモノの描写からするとサーヴァントでもおいそれと太刀打ちできるものじゃないような…
相変わらずとんでもないジョーカーだなぁ…

エルメロイⅡ世が築いてきたもの

イスカンダルとの再会。

10年前の聖杯戦争での別れからウェーバーを支えてきたもの。

これを自分ではない誰かが成し遂げるという最悪の形でひっくり返され、自分がどうすればいいかわからなくなり絶望するエルメロイⅡ世。

誰も彼に話かけられない中、かける言葉も勇気もないがそれでもと身体を動かしグレイが話しかけます。

そこに訪れたシャルダン翁の言葉

 

「この部屋にはもう誰も入れないんじゃないかと思っていた。
 だけど、彼女だけは君は拒まなかった。
 そういう関係を君が育めたことに、僕は感謝している。」

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿case.冠位決議(中)p.133

 

ここで思わず涙腺緩んでしまいましたよ…

まさに物語を通じてⅡ世とグレイが築いてきた関係を示す言葉であり、

アドラから彼らを見守ってきた読者の心情を的確に対弁してくれたセリフなんですよ。

 

惚れたぜ、シャルダン翁!

 

これを皮切りに

アトラム・ガリアスタ

ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト

グレイ

と縁を築いてきた人たちの言葉で彼を立ち上がらせます。

同時に与えられた手掛かりを基にハートレスの思惑にまた一つ近づき、いざ決戦の地「霊墓アルビオン」へ!

そこでライネスが手配した助っ人が登場!

フリューガー

時任次郎坊清玄

ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト

剥離城アドラの事件で出会った3人です!

そして彼らを運ぶは魔眼蒐集列車レール・ツェッペリン

ここでもまたエルメロイⅡ世が紡いできた縁が彼の力となります。

 

主人公の挫折と復活、それを支える仲間と築いた縁

冠位決議(中)はまるで王道の少年漫画を読んでいるような感覚でした。

これまでの4つの物語はFateの世界観に対してミステリー要素も強かったのですが、
ここでのテイストの変化が面白さを一層際立たせていたと思います。

熱い展開になってきたところで最後にどのような結末を迎えるのかワクワクです!

 

冠位決議(中)の型月ネタ

【マキリ・ゾォルケン】
またの名を間桐臓硯
聖杯戦争創設者の一人。
ロード・ユリフィスから「数百年も前、時計塔でとある神秘を調べていたという、夢見がちな魔術師」と称される。

【極東の地から現れた天才】
妖精との取り替え児となり祝福を受けた魔術師。
空の境界忘却録音にて登場したゴドーワード・メイデイこと玄霧皐月
封印指定の一人である。

【ルヴィア、ノーリッジ寮の最上階を全部借りる】
のちに赤い悪魔と運命の出会いを果たすことになる…
詳しくはhollow ataraxiaをプレイしよう!

参照:Fate/hollow ataraxia「ロンドンにて」

なおこのエピソードにて本巻でも触れられたエーデルフェルト家と聖杯戦争の関わりについて言及される。

【金こそは人類最大規模の魔術】
エルメロイⅡ世による貨幣についての講義。
「貨幣は、最も古く、現代まで続く信仰」とも。

一方、Fate/strange Fakeではギルガメッシュが「貨幣は雑種に成長と堕落を同時にもたらした最高のまじない」と述べている。

同じ本質を突いていながら二人の見方が異なるのが面白い。

【オルガマリーとライネスの交友関係】
マリーは「レール・ツェッペリンは人生を変えた事件」と述べており、物語中でも彼女を強く支えるものとなっている。
またこの事件からライネスとの交友関係が始まっており、お互いの理解を深めている描写もみられる。

一方、FGOの世界において彼女たちは最低限の交流しかなく、別人のようであることが語られた(ライネス幕間の物語)

事件簿とFGOでのオルガマリーの在り方の違いから、レール・ツェッペリンでの別れと出会いが如何に大きな事件だったかが読み取れる。

冠位決議(中) おわりに

エルメロイⅡ世が絶望的な苦悩と挫折を乗り越え、いよいよ舞台は霊墓アルビオンへ。

少年マンガのような熱い展開になってきたところで、いよいよ事件簿シリーズ最終巻へ。

エルメロイⅡ世ことウェーバー・ベルベットがどのような答えに至るのか。

Fate/ZEROから始まった長い物語の一つの節目をしっかり見届けたいですね。

ではでは次回感想をお楽しみ(?)に

 

 

今日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました

本記事はロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.冠位決議(中)©三田誠・TYPE-MOONの引用を含みます。

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