Fate/strange Fake

【Fate/strange Fake】小説第1巻【感想】

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こんばんは、まっさんです

本日は「Fate/strange Fakeの小説第1巻の感想です。

※ネタバレあり、ご注意ください。

「Fate/strange Fake」とは

成田良悟先生と森井しづき先生によるFate偽典「Fate/strange Fake」

事の発端は2008年4月1日。

成田先生が自身のHPに掲載した「僕が考えた聖杯戦争」こと「Fake」

Fake(偽り)という名にふさわしくTYPE-MOON伝統の1日といえるエイプリルフールから始まったんですね。

その内容の濃さから嘘で終わらせるのが勿体ないということで武内崇社長から執筆オファー。

呼び出したところ「5巻分のプロットがあるけど問題ない?」と成田先生。

社長ドン引き。
きのこ「このプロット、本気で5巻程度で終わると思ってるのかい?」

ということで2015年1月10日から小説・コミックス同時発売という話題性も引っさげて世に現れたのが「strange Fake」です。

発表当時のPVはこちら☟

これまでの外伝とはコンセプトが異なる偽典として、バッカーノ、デュラララで群像劇の名手として知られる成田先生によってFate世界が創られます。

作品ごとの違いをあえて分類するなら、

ZEROは『stay nightと条件は同じだけど微妙に違う世界』

Apocryphaは『途中まで同じだけど今は完全に別の世界』

エルメロイの事件簿は『完全に同じ世界、ただし三田誠スパイスにより大気濃度がちょい違う濃密魔術もの』

そして『strange Fake』は『同じ条件、同じ結末を迎えていながら、なぜか完全に違う世界』

Fate/strange Fake 第1巻 解説(奈須きのこ)

また奈須先生いわく、成田先生は「いまある世界の設定の使い方」がメチャクチャ上手く、その良さを出すために整合性より類似性を楽しめるパラレルにしたとのこと。

確かに、偽りの聖杯戦争をはじめとする世界設定も特徴的ですし、様々なキャラクターの視点に切り替わりながら目まぐるしく物語が進んでいく文章構成は独特でとても新鮮です。

成田先生の作品はデュラララをアニメで見たことはありましたが、小説という媒体で作品に触れるのはstrange Fakeが初めて。

活字ならではの面白さがあってワクワクしております!

他のFate作品と比べると、Fateという土台に対して作家の色が強く出ているなぁと感じますね。

2020年6月現在で小説6巻、コミックス4巻まで刊行されています。
(すでにプロット5巻分というのははみ出ている模様)

私はまだ読み始めたばかりなので、Fateの1作品としても、初めて読む成田先生の小説としても楽しんでいきたいです。

第一巻のあらすじ

偽りの聖杯戦争開幕!

ということで聖杯戦争恒例となる、7人のマスターと7クラスのサーヴァントの出会いと最初のサーヴァントの激突が描かれます。

時系列としては第五次聖杯戦争の数年後。
エルメロイⅡ世は第四次でライダーと出会っているし、遠坂の末裔(凛)がロンドンにいます。

あとがきでは「謎ルート」といわれてますが、「無限にコピーを作れるやつ」という噂が「投影魔術」というより「無限の剣勢」っぽい表現なのでUBWルートに近い第五次を経た世界なのかなと思ったり。

でもってTYPE-MOON要素がふんだんに盛り込まれていますね!
さすが成田先生、自作聖杯戦争をHPに載せちゃうだけあって型月愛が溢れてますね。

私はまだまだ片足いれた程度の型月ファンですが、気づいたところで以下の通り。

【ロード・エルメロイⅡ世】
Fate世界を繋いでくれる時計塔の先生。フラットによる懐かしい響き・・・・・・で我が王のことを思い出している姿に胸が苦しくなる。

【遠坂の末裔】
Fate/stay nightのヒロイン。ロンドンにいるとのこと。

【無限にコピー作れる奴】
Fate/stay nightの主人公。凛とロンドンにいってるのかな?

【蠢く水銀の礼装】
月霊髄液ヴォールメン・ハイドラグラム
先代エルメロイが生み出した一級品の魔術礼装。

【DNA鑑定すら通ってのける人形を作る女性魔術師】
我らが蒼崎橙子さん
私が型月作品中トップクラスで好きなお方。
彼女が活躍する「空の境界」、そして「魔法使いの夜」にぜひ触れてみて欲しい。

【キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ】
型月世界における「魔法使い」の一人。魔導元帥閣下。

【コーバック・アルカトラス】
死徒二七祖の一人。「Fate/Labyrinth」の舞台の生みの親だったり、ケータイさん(まほ箱)の中の人。

【大蜘蛛】
ORT(オルト)、またの名をタイプ・マアキュリー。
水星(?)のアルテミット・ワン。
型月世界きってのヤベーやつ。
「Character material」でイラストと設定のみ公開されており、最近ではFGOの方でも存在が明かされる。

あっ…コハエースにも出てたな…

【キッツィーランド】
土桔由里彦氏がつくった三咲町の遊園地(閉園)。
このランドが登場する最高峰のビジュアルノベル「魔法使いの夜」のプレイを強く推奨したい。

【マキリの蟲使い】
聖杯戦争はじまりの御三家の一人、マキリ・ゾォルケンこと間桐臓硯。

幼い桜にヒドイことをした。

許せない

本作でも巡り巡って幼い繰丘椿ちゃんがヒドイ目にあっている。

許せない

まぁ後者は繰丘夫妻のせいなんですけどもね。

【エルメロイ教室の生徒】
ヴェルナー・シザームンドエルメロイ教室の生徒にして蝶魔術の後継者。
事件簿シリーズ「剥離城アドラ」に登場したオルロック・シザームンドの後継と思われる。
色位ブランド」「典位プライド」クラスの実力者でもある。
他にもApocryphaマスターの縁者と思しき人たちも。

【アヤカ・サジョウ】
「Prototype」「氷室の天地」に登場する沙条綾香とは別人らしいが…
色々と呪われている模様。
群像劇の様相を呈する本作においてゲスト、中心プレイヤーといわれる。

【蝉菜マンションの赤頭巾】
Fate/hollow ataraxiaにて語られた冬木市の怪談の一つ。
TYPE-MOONのビジュアル演出が活かされ、異様に完成度の高いホラーとなっている。
hollow冒頭にぶち込まれて背筋が凍ったプレイヤーは数知れず。

コレとジャプニカ暗殺帖はマジで怖い!

Fakeで事の真相が紐解かれるの楽しみにしています。

偽りの聖杯戦争

従来の聖杯戦争は極東の冬木市という強力な霊脈がある土地でアインツベルン・マキリ・遠坂の御三家により作られた魔術儀式です。

では”偽り”の聖杯戦争とは何なのか?

1巻で出た情報をまとめてみましょう。

・”偽りの聖杯戦争”は第三次聖杯戦争のコピー
・舞台となるスノーフィールドは聖杯戦争を成立させるために造られた都市
・第三次はイレギュラーが多く完全にはコピーできていない
・偽りの聖杯戦争で召喚されるのは6柱、セイバーはいない
・セイバー召喚を鍵、偽りの聖杯戦争を生贄として”本物の聖杯戦争”を生み出そうとしている
・調停者ルーラーは呼ばれない
・戦争は7日間行われる

他にも通常アサシンクラスは歴代のハサン・サッバーハの中から選ばれるところ、ハサンならざるアサシンが召喚されています(ハサン属する暗殺教団の関係者ではありますが)。

1巻ではセイバー召喚で幕を閉じますが、このセイバーが”偽り”側なのか”本物”側なのかは???な感じ。
いちおう上の説明から判断すると真の聖杯戦争の1騎ということになります、がそうは問屋が卸さなさそう。

というのもこのセイバー、黒幕が召喚されると踏んでいたセイバー(アルトちゃん)と異なり、この儀式はすでに当初の思惑からコースアウトしている模様。

ギルガメッシュとエルキドゥ

1巻の表紙を飾る2人にして、成田式聖杯戦争の目玉の一つ。

二人の関係性についてはCCCやFGOバビロニア(こちらは後発作かつ辿った運命は異なる)で関係性について語られてきました。

しかし今回はお互いにサーヴァントとして第二の生を得て現代で邂逅します。

率直に言ってくっそワクワク胸熱展開(語彙力DOWN)

 

なおCCCとは少し違う「起点」から物語を綴っており、最大の相違点はすでに描かれている、とあとがきで語られています。

正直、どこが違うのかわかっていません(オイ

CCCのギルルートとFake1巻を見比べたらわかるんかな?

 

かつての聖杯戦争はある一時を除いて油断と慢心に満ちた王として振舞ってきギルガメッシュ。
友エルキドゥが召喚されたことで本気を出すに値するとやる気満々!

エルキドゥもかつての決闘の続きができると楽しそう。

そんな二人が偽りの聖杯戦争開戦の狼煙をあげます。

お互いフルスロットル

 

天地乖離す開闢の星エヌマ・エリシュ vs 人よ、神を繋ぎ止めようエヌマ・エリシュ

 

 

このシーン

 

2つのエヌマ・エリシュを合わせて

 

 

創世の叙情詩エヌマ・エリシュ

 

って

ウォァァーーー!!!

表現のセンス凄まじすぎるやろ!!

ふぅ

好き

 

ちなみに巻末にはギルガメッシュとエルキドゥのマテリアルが載っています。

「天地乖離す開闢の星」は”宝物庫にある宝具の支援を受けることにより、ダメージの値が更に上昇”する、初耳。
戦闘シーンではこの設定を反映した描写があったりします。

「人よ、神を繋ぎ止めよう」は”アラヤやガイアといった【抑止力】の力を流し込む光の楔””星、もしくは人類への破壊行為に反応して威力が増減”とのこと。
このあたりはFGOで[人類の脅威]特攻が追加されたのと関連してそうですね。

 

初戦闘はひとまず中断となりましたが、今後二人がどのように関わり合っていくかは本作の見どころの一つで間違いないでしょう。

 

「Fate/strange Fake」小説第1巻 まとめ

「Fate/strange Fake」小説第1巻を感想でした。

成田良悟先生による巧みな文章・世界観と森井しづき先生の美麗イラストで、どのようなFateが生まれていくのか。
とても期待膨らむ物語の始まりとなりました。
新たなFateの魅力に出会えること間違いなし!

ちなみにTYPE-MOON BOOKSではなく、角川の電撃文庫なので持ち運びしやすいサイズの小説でお手頃価格、普通の書店にも置いてあるので、ぜひ読んでみてください。

なおコミックスも併せて読むことで、細かい描写と映像イメージを補完しあってより楽しめるのでオススメです!

そして2019年末に放映されたCM☟

 

もうこれはそうゆうことよね?

 

そうなんですね?

 

ありがとうございます!!

 

はい、アニメ化も心待ちにしておりまーす。

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました

Fate/strange Fake©TYPE-MOON 成田良悟 森井しづき

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