本日はTYPE-MOONの伝奇ビジュアルノベルPCゲーム「魔法使いの夜」をご紹介します。
2012年発売、もうすぐ8周年。
「今さら?」と思われるかもしれませんが、私としては「ようやく!」といった心持ち。
まだプレイ序盤にも関わらず、
作品の雰囲気やクオリティなど満足感が高すぎたので、
いてもたってもいられず本記事を書きました。
「魔法使いの夜」の商品内容
私は初回盤を購入。
オークションで安い場合は5000~6000円、アマゾンの新品で13,000円程度です。
写真左から
・外箱
・DVD
・魔法使いの基礎音律(初回特典)
・ユーザーマニュアル
・パンフレット
推奨プレイ環境はWindows XP/Vista/7ですが、以下のパッチを適用することでWindows10で問題なくプレイできています。
魔法使いの夜パッチサイト
ちなみにパッチ入れないと起動すらできなかったので必須だと思われます。
またOPムービーまでシナリオ(すぐです)を進めないと起動時にタイトルメニューが表示されません。
再プレイ時に最初から始まってもOPムービーまで進めてない場合はトラブルではないのでご安心を(私はパッチが適応していないのかと焦りましたが・・・)
魔法使いの基礎音律は、初回特典の設定資料画集です。
丁寧に本編プレイ後に見るようにフィルムが付いています。
まだプレイ中の身ですので未開封、読める日が今から楽しみです。
魔法使いの夜オリジナルサウンドトラックが表紙のパンフレットも封入されています。
オークションサイトだとパンフレットのみのサンプル写真が掲載されている場合があります。
私のように「初回特典でサントラもついているのかな?」と思われる場合もあるかもしれませんのでご注意を。
ストーリーと特徴
舞台となる年代は1980年代後半。
TYPE-MOON作品では一番古い時系列の物語です。
ジャンルは「洋館ワクワク雑居AVG」
一般人(ヤマ育ち)の少年と魔術師の女の子二人が出会い、なんやかんやで共同生活を始める、という序章から始まります。
ここまでプレイして感じた作品の特徴は魔術師・魔術が中心であるということ。
魔術師・魔術はTYPE-MOON世界の基盤・源ではあり全ての作品を構成する重要な要素です。
しかしよくよく振り返ってみると、「月姫」「空の境界」の主人公である遠野志貴や両儀式は魔術師ではありませんし、Fateシリーズには魔術師よりもサーヴァント同士の戦いが色濃く描かれています。
一方で「魔法使いの夜」は、魔術師と魔術師(あるいは非魔術師)の関わり、戦いが中心であり、これまでの作品以上に魔術師・魔術の密度が高い作品ではないかと感じています。
「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」のあとがきで東出先生もTYPE-MOON世界の魔術師・魔術を知るためにと本作品をオススメしていました。
この辺はプレイ後に改めて感想を踏まえてアウトプットしてみたいと思います。
また本作品は選択肢のない一本道のストーリー、キャラクターボイスはありません。
これが良い味出してます、プラスポイント!
本を読む感覚に近く、そこにグラフィック演出が混ざり合うという独特の世界観。
ボイスや映像に従って物語を追うのではなく、自分のペースで読むからこその物語の抑揚がそこにはあります。
美麗グラフィックと演出
グラフィック・演出はそのクオリティにかなりの衝撃を受けました。
私のノベルゲー歴は「Fate/stay night [Réalta Nua]」と「Fate/hollow ataraxia」(ともにVita版)のみです。
あとそれっぽいので「Fate/Grand Order」。
発売順から考えて「Fate/hollow ataraxia」が自分の中でクオリティの基準になっていました。
いざプレイしてみるとその進化ぶりに度肝を抜かされました。
本当に雨が降っているような演出
綺麗で温かみのある風景と光の表現
奥行による臨場感と多彩な表情
迫力満点の魔術回路・刻印の駆動や魔術陣、魔術効果の表現
良いなと思ったシーンをスクショしてたらキリがありません。
ビジュアルノベルゲーですが本当に良く動く。
時々「アニメかな?」と思うほどに。
これはスクショでは全く伝えられない良さなのでぜひ実際にプレイして欲しいです。
心地よい音楽
音楽については造詣がとっても浅いので、文章で伝えることができません。
少なくとも私はOPムービーで流れるメインテーマでハート鷲掴みでしたね。
穏やかなクラシック系から戦闘シーンでの疾走感溢れる曲まで自分好みなので、心地よくプレイしていますね。
充実したEXTRAモード
これに関してはこれまでのFateシリーズでも充実していたところではあります。
物語を読み返せるアーカイブ、スチルが見れるCGモード、楽曲を聴けるサウンドモード。
なんですが、私が心魅かれたのはコレ!
アーカイブが本棚になっていて物語が進むために本が増えていきます
現実でも本棚に本が綺麗に収まっていく、インテリアとしての一面が好きなので、
これを見た瞬間トキメキました。
これ考えた人、絶対本好きの本棚好きですわ。
あと「未」マークはメインストーリーを進めていく毎に増える番外編のようです。
こうした後からの楽しみが用意されているのも嬉しいポイントです。
おわりに
まだプレイし始めにも関わらずオススメしたいという衝動だけで「魔法使いの夜」の簡単なご紹介をさせて頂きました。
2012年発売とは思えないクオリティの作品(筆者談)。
今回はストーリーに触れていませんが、キャラクターもストーリーも魅力的でグラフィック、演出、音楽との相乗効果で、進めるのが勿体ないくらい面白いです。
ストーリーについては備忘録も兼ねてまた記事にしていきたいと考えています。
興味をもった方、気になっていたけど躊躇していた方にはぜひぜひプレイして欲しい!!
飲み会1~2回あるいはガチャ課金を少々ステイすれば買えますよ☜
よくよく考えたら公式HPに体験版、スクリーンショット集、BGMサンプルがあるのでそちらを参考してください。
この記事よりは魅力がダイレクトに伝わる?かな?
画像は©TYPE-MOON /魔法使いの夜より引用
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