今回はテレビアニメ「少女革命ウテナ」の感想です。
型月作品への理解を深めるために観ていきます!
※ネタバレあり、ご注意ください。
なぜいまウテナ?
2021年6~8月にかけて配信されたFate/Grand Order Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ。
脚本・奈須きのこ
1年2ヶ月ぶりのメインストーリー
円卓関連のストーリー
5周年で実装されプレイヤーをざわつかせた「アルトリア・キャスター」の真実
などなど期待の大きい章。
蓋を開けてみると流石は奈須先生!そしてTYPE-MOON!!
期待を裏切らない素晴らしい物語でした。
そしてクリアした有識者から
LB6はウテナ(意訳)
との御言葉が散見。
そしてどうやら奈須先生はかなりのウテナファンのようじゃないか。
Wikiにもそう書いてある。
Wikipedia 奈須きのこ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E9%A0%88%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%93
「マフィア梶田が切り込む「Fate/Grand Order」。奈須きのこが追求する理想と,やがて迎える終焉のカタルシス」
https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20181228023/
であるならば
LB6そして奈須きのこの物語の源泉を浴びてみようじゃないか
ということで今さらながらウテナ見まーす!
アニメ「少女革命ウテナ」感想
見た流れで感じたままに書いてく。
備忘録的な感じになるだろうが許しておくれ。
少女漫画 歌劇 百合
おおまかにいうとこんな感じ!
テンポ良くて見やすいなと思います。
生徒会編(1〜13話)
OP「輪舞-revolution」
聞いたことあった、名曲。
最初レビューライトかなって思た(自分が見た順番の関係上こういう表現になるのは申し訳ないです)
歌劇的なとことか決闘バンク(絶対運命黙示録)とか。
絶対運命黙示録、クセになります
ウテナがヒーロー、アンシーが物語の中心・ヒロイン的な立ち位置?
OP的に物語が進むと逆の立場になるか?
天上ウテナ
主人公。
川上とも子ボイスと男の娘キャラが絶妙にマッチしてる。
周りの女子から大きい感情を向けられがち。
姫宮アンシー
しょっちゅうはたかれる子…女学生恐ろしい
最初人形みたいだったが、感情大きくなって人間味ではじめるとなかなかに魅力的。
物語の装置として鍵となる人物の模様。
桐生冬芽
子安
桐生七実
悪徳令嬢キャラかと思いきやギャグキャラだな?カバンにナマモノ入れて嫌がらせって(4話時点)
さてはギャグ回全部担当していくのか?(8話時点)
オーロラこと高槻枝織登場!(7話)
自分の心には真っすぐそうだ…
はたしてどんなムーブを起こしていくのか…
西園寺莢一
なんか間桐慎二の匂いがするな…
キャラに面白味が出始めたと思ったら退学しちゃったぞ
有栖川樹璃
オーロラこと高槻枝織が想い人の麗人。
良心①
薫幹
ミッキー、良心②
けっこうトンチキ?ギャグ?(展)回もあって面白いな~ぐらい
と思ってたら9話くらいからフツーにストーリーに惹き込まれた
どのように展開して、どうアヴァロン・ル・フェ味が出てくるか、期待が膨らみます。
黒薔薇編(14〜24話)
VS生徒会から一転、
ウテナ VS 御影(CV緑川光)にかどわかされた黒薔薇デュエリスト
の構図で進んでいく。
黒薔薇デュエリストは生徒会と親密な人が選ばれはじめたな。
キャラが深堀りされはじめた。
こう一定の面白さがキープされててとても見やすい作品だな~。
動きが多いわけじゃないけど演出が絶妙だと感じますね。
今さらだけど決闘シーンはウテナがディオスと憑依合体して無双するワンパターンやね。
これは悪い意味ではなくアクションじゃなくヒューマンドラマと世界の謎がメインの作品なんやなーって黒薔薇中盤で再認識したっていう話です。
篠原若葉
ウテナにとって陽の親友として物語全体を明るい方向に調整してきたキャラクター。
がここにきて黒薔薇側のそそのかされてウテナ・アンシーと対立(20話)。
ネガティブな面を吐き出してきた。
そこがよかった!
若葉自身のギャップもウテナの対応も。
これまでは状況に流されるて剣を振るってきた(それこそ黒薔薇編は舞台装置的に)が、あくまで剣を抜かず救うために動いたのが良き!
ウテナ→若葉の感情が浮き彫りになった回だった!
七実
お兄様に変わって生徒会長になってちゃんとした役回りに…
と思いきやカウベルからのウシ…運命には逆らえないのか
高槻枝織
残酷な無邪気さ
確かにオーロラの香りはする。
まだ出番があるような匂わせがあったので期待!
御影草時
CVグリリバ
女子中学生の肩パンで泣く
世界の果てを目指す黒幕かと思いきや、「時子クソデカ感情マン」の本性が。
ウテナのことを時子と呼ぶ幻覚っぷりである。
鳳暁生編(25〜33話)
決闘バンクなどが一新されてギアが一段階上がった。
みるんじゃない、感じろ!
って圧がある。
細かいことは抜きにして全体的には相変わらず面白い。
やたらはだけたり、車が映えたり、垂直走りしたり、決闘のたび交通事故がおきたりとツッコミどころは数知れないが、
暁生が運転放棄してボンネット飛び乗るバンク
てめーはダメだ
何度見ても慣れない。
面白さ・不思議さ・違和感に襲われる…
ここだけじゃなくウテナは全体的にぶっ飛んでんな(いい意味で)って演出は多々ある。
シリアス、ギャグ関係なく盛り込まれてるからまぁ見てて飽きない。
人は選びそうだなーとは思うが。
28話「闇に囁く」
29話「空より淡き瑠璃色の」
本命回。
「LB6はウテナ」
「樹璃、枝織、瑠果の関係がLB6のメジュリーヌ、オーロラ、パーシヴァル」
これらの口コミからウテナを見始めた。
視聴した結果、
LB6!
枝織、最初の樹璃・枝織回でオーロラ味あるのは感じてた。
樹璃、28話、29話前半で「あぁメジュリーヌ」ってなる。
ただパーさん要素だけわからないまま29話最終盤へ。
瑠果の最期の独白「呪縛からの解放」でピースがハマる!
あぁここがパーさんなのかと…
そしてFGOとか抜きにして良いエピソードだった。
今までのウテナの中でも好きな回だ。
と思いきや29話、絵コンテ細田守(橋本カツヨ)やん!
調べてみたら、7話「見果てぬ樹璃」20話「若葉繁れる」なども担当しておられる。
どちらも印象に残ってる回。
同じ年代だとデジモンの細田回がど真ん中ストレートな自分にとっては納得である。
黙示録編(34〜39話)
まとめ
ウテナは直接的な描写を避ける傾向にあるので、受信感度低めな自分は中々理解が難しいところもあった。
視聴と並行して記事を更新していく予定です。